2.5次元が苦手な女が映画刀剣乱舞を見に行ってきた話

⚠️注意⚠️
・タイトルがアレですが、文句を書いているわけではありません
・私は2.5次元が苦手です
・ネタバレはありません


※1月20日更新※
一部の.5が苦手な方や愚痴垢の方にこの感想について『嘘松』だの『.5厨のステマ』だの
『苦手なくせに行くわけがない』だの
『あんな映画のどこが良かったの?』だの言われてかなり傷つきました。
あくまで個人の感想です。
.5が苦手、地雷な人がみんなこういう意見というわけでもないですし、私はその人たちの代表ではありません。
もう一度言いますが、個人の感想です。
勝手に嘘やステマだの決めつけないでください。


映画刀剣乱舞を見てきた。
かなり前に映画化が発表された時は見に行く気が全くなかった。
何故なら、私は2.5次元が苦手だから。
俳優さんの〇〇さんが嫌〜とか、そういうわけではなく、『実写化』というものそのものが受け付けない。
見た目も声も全く違う人が、私の好きなキャラクターを演じていること、それはもうそのキャラではなく、『偽物』だと思っている。
しかも私は声優さんのオタクなので、その方が声を担当しているキャラクターは尚更厳しい目で見てしまう。
あと2次元のノリをそのまま3次元に持ってこられると…めちゃくちゃ恥ずかしい。
痛々しくて見てられない。
…などなど、色んな理由があって今まで全く2.5次元には関わってこなかった。

こんな私が映画を見に行こうと思ったのは
・映画予告のクオリティが高かった
・脚本家が小林靖子さんだったこと
・ほんの少しだけ興味があった
から。
この前の月曜に他の映画を見に行った時、
刀剣乱舞の予告を見た。
…あれ??なんか、面白そうじゃない……??って思った。
予告の途中で『時間遡行軍が〜』と言われるまで刀剣乱舞だと、ゲームの実写化だとは思わなかった。
アニメ映画の予告にあるような『2次元特有のノリ』が無くて、見ていて恥ずかしくなるようなことも無く、普通に、普通にかっこよかった。
私は仮面ライダー電王が大好きなので、脚本家が小林靖子さんだとわかったときはさらに興味が湧いてきた。
これなら1度は見てもいいんじゃない?と思って気が変わらないうちに早速今日劇場に足を運びました。

で。感想は、一言で言うと、
すごい良かった。
本当に良かった。最初から最後までずっと『え!?めっちゃ良くない!?!?』って驚きっぱなし。
生まれて初めて2.5次元を、実写化を受け入れることが出来た。
クオリティがとにかく高い‼️‼️‼️
キャストさんがみんな役にぴったり‼️‼️
『ああ、あのキャラが実際にいたらこんな感じなんだろうなあ…』って納得できるくらい、皆さんお姿が綺麗だった。
私は三日月宗近が大好きで、最推しだからこそ、三日月の俳優さんは厳しい目で見てしまうだろうな、大丈夫かな、ちゃんと見れるかな、と映画を見るまでは不安で仕方なかったんだけど、今は不安に思っていた自分をぶん殴りたい。
三日月宗近がいた。いたの。
立ち姿や歩き方、ちょっとした仕草、話し方、それはもう三日月宗近でしかなくて。
あと少し声も似せてきてくれてたのかな?
びっくり。感動もしたけど、それよりも衝撃だった。凄い…………凄いとしか言えない。
特に1番感動したのが、表情の変化。
穏やかな微笑みを浮かべてると思ったらギュンッッ!と一瞬でキリッとした凛々しい顔になる。
真面目な顔、何か裏があるような怪しい顔、戦いで苦しんでいる顔………………
三日月は色んな表情をしていて、どれもとっーーーーーても綺麗だった。
これは三日月だけではなく、刀剣男士全員がそうで、"キャラクターの顔をした上での"表情の変化に目を奪われた。

立ち姿がみんなキャラそのもので‼️‼️
私が苦手な『作り物感』は全くなかった。

まんばちゃん、かっこいい中にちょっと可愛さがあって正に『美青年』って感じだった。
布さばきが綺麗すぎ。
表情もあの少しムッとした感じがまんばちゃんだった。元々まんばちゃんも推してるので、映画でもふとまんばちゃんに目がいくことが多かったんだけど、見る度に(๑′ᴗ‵๑)💗💗ってなった。(語彙力が無さすぎ)
薬研の足、あそこまで再現できるってやばくない⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️
太ももの裏側が見えるカットがあったけど筋肉めっちゃついててかっこよかった……
足もほっっっっっっそかったし…
あの薬研藤四郎そのまんまの足。相当鍛えたんだろうな…
長谷部もあの眉毛と口の感じがいかにも長谷部‼️‼️常に(`・ω・´)って顔していて可愛かったよ…
日本号ってあんなにかっこよかったっけ⁉️⁉️
かっこよすぎてびびった。
あとあのクイックルワイパーみたいなもふもふも再現度高かった。
鶯丸の片目を隠す感じが絶妙だった…
ペターーーーって隠すんじゃなくてふわっと隠す感じ。緑髪似合うって凄い。
不動くんも長髪もりもりポニーテールが似合う男性が存在することに驚いた。
ばみちゃん白髪のカツラ似合うのやばすぎじゃない⁉️⁉️⁉️⁉️
とんでもなく綺麗な顔していてびびった。
ばみちゃん超美人…
ばみちゃんは女性にしか再現できないだろー🙃🙂🙃🙂なんて思ってたけど、再現できる男性、いました。

とにかく再現度高すぎ。
ストーリーも面白かった。(深く言うとネタバレになるのでこれしか言えない)
2次元特有のノリや、ゲームをやっていないとわからないネタとかが無くて、2次元3次元関係なく『映画 刀剣乱舞』という世界が出来上がっていた。

今日見た三日月宗近は、私が今まで好きでいる三日月宗近とは違う三日月だと認識しています。
『ゲームでの三日月を再現した姿』ではなく、
あれもあれでまた別の三日月なんだと思えば、すんなり見ることができるんだ、って気づくことができました。
もしかしたら、こういう見方をすれば2.5次元も苦手じゃなくなるのかな。
でも、克服するのはまだまだ先になりそう。
この映画だったから、このクオリティだったから楽しむことができたのであって……。

裏を返せば、
2.5次元が苦手な人でも、もしかしたらこの映画だったら楽しむことができるかもしれない。

少し興味のある人は1回見に行っても後悔はしないんじゃないかな。
うだうだ長いこと書いたけれど、1番言いたかったのはこの事です。